今からだってできる!夢を叶えたい思いを行動に!
デーリー東北に掲載されました
3月って何かと忙しい時期ですよね。
そんな最中に、畑で収穫した大豆だけを使って味噌作り体験会を開催しました。
6歳~50代までの男女が集い、かまどのつきや社長の小野寺信子さんを講師に迎えてワイワイガヤガヤ賑やかに♬協同作業を楽しんだ時間となりました。
農業のいいところって、誰もができることをみんなで分け合ってやれること。年齢や経験年数は関係なしだから、子供達は張り切って作業してくれていました。
いきいき働き、おやつをみんなで食べるって、最高です!!とっても贅沢な時間。
私が小さい頃(当時11人家族)は、漁業も農業も家族みんなでやっていました。ずっとお利口さんにお手伝いしていたということではありませんよ(^_^;)
1人1人がやると決めたこと(それが例え遊ぶことでも)を、みんなと同じ空間でやる。そして必ずみんなで手を止めて集まっておやつを食べる。
大人達が、冗談をいいながら笑っておしゃべりしていた光景は、今も忘れられない、大好きな光景です。大人と同じことをやれる自分に自信を感じていましたし。
今は、農作業に関わる子どもって、ほとんどいなくなりましたね。
これほど素晴らしい教育環境を後世に残したいな。大人になっても楽しく働けて美味しく食べられて、みんな仲良くて、大好き!という体験をやり続けたいな。
というわけで、2023年度もじもっと基金にチャレンジしています。(事後報告でごめんんなさい)
今年度は、ワイワイ畑作業をするにとどまらず、収穫した野菜を売ってみよう!と計画中です。子供達が生き抜く力を蓄えてくれたら・・・大人達がリラックスして大地とふれ合い、心からの笑顔になれたら・・・み~んな調和して、畑から夢が広がっていくといいな
取れた大豆でゆば作りをしました
月に1回程度の活動でしたが、ベテランの協力のおかげで無農薬の畑からとても美しい大豆が収穫できました。小学生がとてもよく働くことに感心したり、おやつの時間は何にも代えがたいステキな世代間交流で笑い合ったり、学びあったり・・・(^-^)
農業は大地から生きる力を頂けるもの。そんな感覚を確信した活動となりました。ゆばは、とってもクリーミーで大豆の甘みやうまみがぎゅっと詰まった濃厚な・・まるで食べる点滴
小学生の子どもは、豆乳は「おいしくない」といっていましたが、ゆばは何度もすくって食べ、夢中になっていました。
このような活動を支えてくださった皆様。志を頂戴しました方々に感謝です。
子供は社会の宝物
第1弾を5月14日に、2回目を6月1日に、そして3回目を7月2日に行います!
なぜこの活動をしようと思ったのか?
・野田村の高齢者が守っている各家の農地は、このままだといずれ荒れ果ててしまうことが予測されるが、その農地が若い世代にスムーズに渡る仕組みを作ることで、双方に新たな収入源ができるだけでなく、見守り合い支え合うことが当たり前になるのではないか
・地産地消が活発になると、その土地にあった食材で、安心な食事ができる
・美しい村の景観には、田畑の四季の移り変わりが欠かせない。この景観を後世に残したい
・幼少期の体験が、郷土を愛して守っていくこころを育むと考えている
・世代間で共同作業を行うことは、豊かな思いやりに気づかせてくれると考えている
・村の年配の方々は、次の世代の人達を案じ、人生をいきいきと生きていって欲しいという願いを持っている(前職で感じたこと)
・野菜作りや保存食を加工する知識や技術を持った人達は、10年先にはいないかもしれない。伝承の橋渡しをしなければ!
・野菜作りを通じて、子供も大人も「生きる」ことに向き合い、本来の健康を考え、互いに尊重し合うことを思い出すきっかけになれば。
・子供は地域の宝。その宝を大切にするのは、親でなくても当たり前のこと。育児中の親は育自中なんだから、成長するための栄養は地域から得られるような環境が大切。
と、まあ、いろんな思いから始めました。
共感寄付金を財源としていて、今のところじもっと基金がどのくらい集まっているのかは分かりません。
たいようのいちこに、直接寄付を持ってこられる方からは、励ましの温かいお言葉を頂戴しています。『郷土の文化、風習を未来に残したい』思いを、みなさん持っていることを確信しています。
これは慈善活動ではありません。できるからやっているものでもありません。これから作り上げていく未来の志事だと思っています。志は同じ思いを持つ人と、強く結びつけてくれます。野田村で生きる未来の人達に、この地で幸せに生きる道(仕組み)を残したいのです。